Starship Troopers
Starship Troopers1(1997年アメリカ)は劇場で観て、宇宙船をDenise Richards2扮するCarmenが恋人といちゃつきながら、危険な操船を繰り返したり、敵の攻撃(昆虫型のクリーチャーの肛門から噴出された爆弾みたいな、糞?3)を避けるシーンとか、その恋人が巨大なフンコロガシみたいな昆虫型の敵に、細いストローみたいな口で脳味噌をチューチューと吸い出されるシーンとか、そんなシーンしが記憶にない。なんという感想か。それでもスペクタクル溢れて劇場で観れてよかった、と思った記憶がある。自分はあんまり何も考えておらず、スペクタクル溢れるSFバトルをビッグバジェット実現したものを観たいと思って劇場に行ったような気がする。今となっては定かでない。 25年たって、オンデマンドで観かえす機会をえた。そうすると、戦争大好きな軍事国家万歳なやつらを、ビバリヒルズ青春白書のようなハイスクールドラマ自立てで、徹底的に茶化した内容になっている事に気付かされる。Paul Verhoeven監督のセンスは、戦争に突き進む若者を体育会のマッチョイズムの学生と重ねあわせているところに出ている。監督の他の作品に共通して描かれる「強い女性」として、Dina Meyer4扮するDizzyが印象に残る。 Starship Troopers (1997) - IMDb ↩︎ Denise Richards - IMDb ↩︎ プラズマ・バグ(ソリフーガイ) ↩︎ Dina Meyer - IMDb ↩︎